ギリシャの歴史
ギリシャの歴史は、神話と史実が混沌といりまじる数千年の昔にさかのぼり、民主政治やヨーロッパ文明発祥の地としての栄光の時代から、波乱に満ちた受難の時代を経て、 現代の近代国家に至るまで途絶えることなく続いています。紀元前3000~前1200年
紀元前2000年
現在のギリシャ人の祖先がこの地にやってきました。新しいギリシャの始まりです。彼らはアカイア人と呼ばれ、独自のミケーネ文明をつくりあげました。紀元前13世紀なかば
紀元前1100年前後
北方からドーリア人と呼ばれる第2波のギリシャ人が南下。壮麗なミケーネ文明は鉄器を持った彼らにより破壊されました。 その後、交易権を得たフェニキア人がエーゲ海を制圧し、先住のギリシャ人は大挙して小アジアに逃れ、最初のギリシャの植民都市が誕生しました。紀元前900年頃~
発掘されたこの頃の陶器には幾何学模様が描かれていることから、幾何学様式の時代といわれます。 ギリシャ各地で多くのポリス(都市国家)が興り、続く数世紀にわたる主要な政治形態の基礎が形づくられました。紀元前750~前480年
いわゆるアルカイック期と呼ばれる時代。口元がほほえんで見える彫刻の「アルカイック・スマイル」で有名です。 力をつけた諸ポリスはシシリー島のシラクサなど地中海沿岸の各地や、黒海沿岸のオデッサなどに活発な植民都市活動を行い、ギリシャ人の世紀を築きました。 “ヘレネス”と呼ばれた彼らは、貨幣による経済革命を進め、ポリス全盛の時代を迎えます。また、ポリスの市民成年男子に参政権が与えられ、民主主義が実現したのもこの時期です。紀元前5世紀~
紀元前4~前3世紀末
「ペラ」の遺跡
紀元前2世紀~
ローマの勢力がギリシャ全土に及び、すべてのポリスがその勢力のもとに吸収されます。 しかし、ここで注目したいのは、力で征服したローマ人が、文明に関しては、先進の洗練されたヘレニズムに影響されたということです。 この大いなる影響によりヘレニズムはその後の西欧社会に脈々と引き継がれ、生きてゆくことになります。4世紀
(オシオス・ルカス修道院)