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テサロニキはアレキサンダー大王の古代マケドニア王国の中心地でもあり、大王ゆかりの遺跡をつないだ"アレキサンダー大王街道"をたどってみても、興味深い旅行となります。その上、ヨーロッパで最も早くからキリスト教が伝えられた地域で、原始キリスト教以来の宗教遺跡や宗教建築に貴重なものが数多くあります。
現代のテサロニキはモダンな商工業都市で、国際会議や国際見本市が度々開かれ、ビジネス客も多く集まってきます。
■ガレリウスの凱旋門
297年に小アジア、アルメニア、シリア、メソポタミアの遠征における、ガレリウス皇帝の勝利を記念して、305年頃に建てられたものです。
■ロトンダ
この4世紀初期のドーム型の建物は、皇帝ガレリウスのためのパンテオン、あるいは墓陵として使うために建てられたものです。初期キリスト教時代に一部手を加えられましたが、その後教会に姿を変え、ローマ帝国の最後の皇帝テオドシウス時代のユニークなモザイクがあります。
■城壁
街の背後に、ビザンチン時代の反映を物語る城壁が残されています。5世紀前半の皇帝テオドシウスの統治時代に、建築家シナンによって築かれ、当時は街を取り囲み、国鉄駅東のディモクラティアス広場からエプタピルギオンを横切り、現在のホワイトタワーのある場所まで連なっていました。
■ローマ時代のアゴラと劇場跡
その名残りが、現在のディカスティリオン広場に残っています。
■アギオス・ディミトリオス教会
殉教者聖ディミトリオスを記念して、4世紀初頭から建造が始まりました。バルカン半島では最も歴史の古い教会の一つです。7世紀と、1917年の火災で壊れましたが、1948年に修復・再現されました。
■クリプト聖堂地下室
上記のアギオス・ディミトリオス教会の祭壇地下に保存されています。303年、苦しみに満ちた殉教者、聖ディミトリオスが幽閉され、埋葬されたところです。
■アギア・ソフィア
8世紀に教会のスタイルがドーム型のバシリカ風から、十字架状の聖堂に変わっていった、当時の変遷がうかがえます。
■考古学博物館
アルカイック、古典、ヘレニズムおよびローマ時代を主とした、優れた彫刻の収集で有名です。またその中央ホールには、有史以前からキリスト教時代初期にいたる、テサロニキの発展をたどる足跡が展示されています。
■ホワイトタワー
城壁の一部だったタワーの最上階は、現在は街を見下ろす展望台となっています。
■ビザンチン文化博物館
初期キリスト教芸術、初期ビザンチン時代の生活、キリスト教の理想郷など、テーマ別に彫刻、フレスコ画、モザイク画、イコン、陶器、宝石、ガラス製品など、ビザンチン時代の様々な工芸品や芸術作品が集められています。
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